「エルメス」 バリ・バレ氏、秋に退任

2020/07/28 06:26 更新


 【パリ=松井孝予通信員】仏「エルメス」のレディス部門のアーティスティックディレクター、バリ・バレ氏が、この秋に退任することが明らかになった。

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 バレ氏は03年、当時自身の名を冠したブランドを持ちながら、エルメスのコレクション「ソワベル」を手掛け、06年にシルクとテキスタイル部門のアーティスティックディレクター、09年からレディスコレクション全体をディレクションしてきた。昨年は11月にパリで開催されたスカーフ「カレ」をテーマにした期間限定イベントを成功に導き、今年3月にはメゾン初のリップコレクション「ルージュ・エルメス」のデビューで話題を集めた。

 自身のブランド「バリバレ」としては04年、サザビーリーグとバリバレジャポンを設立し、東京に直営店を開設。08年に日本から撤退した。



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