デザイナーの松井諒祐が手掛け、SNSで発信するアパレルブランド「ハザマ」は、初のファッションショーを東京の恵比寿ザ・ガーデンホールで開いた。
ハザマはツイッターのフォロワー数が6万人を超える新興ブランドでレディス、メンズを揃える。一般消費者向け受注会やSNSを中心に発表してきたが、18年秋冬コレクションを入場無料の一般開放形式で披露した。
コレクションテーマは「ノット・バッド・ナイトメア(悪くない悪夢)」。ビッグシルエットをベースに、ダークなイメージのなかにポップな要素を取り入れた作品が多く登場した。ショーは2回行い、ファンを中心に各回400人以上が来場した。「卸販売はほぼ無く、今年で年商は1億円を突破する見込み。アパレルブランドとして新しい在り方を示したい」と松井は話す。