特殊糸の開発や生地・製品製造の長谷虎紡績(岐阜県羽島市、長谷亮治社長)はグループの長谷虎リネンサービス、ファーベストとともにモーリシャスで起きた重油流出事故に対して、油吸着材による支援を行う。インド洋モーリシャス沖で貨物船が座礁し、重油が漏れ出した事故で環境への影響が懸念されている。日本は緊急援助隊を派遣したほか、エム・テックス(東京)のナノファイバー技術を使用した特殊な繊維「マジックファイバー油吸着材」が油除去作業に使用されている。
長谷虎紡績は今年1月にグループ会社のファーベストとエム・テックスとの3者共同で新会社スピタージュを設立しているが、その縁で、エム・テックスが立ち上げたクラウドファンディングをはじめとした「モーリシャス緊急救援プロジェクト」に、グループで300万円を寄付する。