阪急阪神百貨店 国内外のスマホ決済サービス本格導入

2018/07/26 06:28 更新


 阪急阪神百貨店は8月8日から国内外のスマートフォン決済サービスを本格的に開始する。決済環境の進化に対応することが狙いで、阪急うめだ本店、阪神梅田本店など12店舗のほぼ全売り場に順次導入する。

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 百貨店初導入となる「LINEペイ」のほか、「ウィーチャットペイ」「オリガミペイ」を8月8日から阪急メンズ大阪、阪急メンズ東京、都筑阪急、阪急百貨店大井食品館、9月上旬に阪急うめだ本店、阪神梅田本店、9月下旬に博多阪急、西宮阪急、10月上旬に千里阪急、川西阪急、宝塚阪急、阪神・にしのみや、あまがさき阪神に導入する。また、「アリペイ」を年内に、「楽天ペイ」「ヤフーウォレット」などを19年1月ごろから12店に導入する。

 同社は、これまでも一部店舗・売り場でスマホ決済を導入していたが、POS(販売時点情報管理)レジと連動していなかった。今回は、国内外の複数のスマホ決済サービスをPOSレジ連動で処理できるため、全店・全売り場規模での導入が可能になった。新たなスマホ決済サービスも追加できる。19年1月をめどにモバイルPOSでのスマホ決済サービスも導入する。

利用者の利便性の向上とともに、接客時間の短縮や業務量の軽減を見込んでいる


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