阪急うめだ本店は、1階JR側出入り口に「アバターインフォメーション」を開設した。アバター接客の実証実験で、主にインバウンドの館内案内などに対応する。期間は12月下旬までの約3カ月間で、検証結果に基づき「次のステップ」に進む。
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アバターインフォメーションは55インチモニターで、館内案内やサービスの問い合わせなどに、遠隔でアバタースタッフが対応する。兵庫県淡路島にあるパソナグループのアバターセンターのスタッフが応対する。AI(人工知能)活用で約100言語を文字表示できる。
阪急本店は「グローバル・デパートメント・ストア」化を進めており、接客サービスのグローバル対応強化の一環として実証実験を始めた。エイチ・ツー・オーリテイリングとパソナグループが25年3月に締結した包括連携協定に基づく取り組みの一つ。
