阪急うめだ本店は4月12日、8階に新売り場「グリーンエイジ」を開設した。「自然共生型ライフスタイル」をコンセプトに、ラグジュアリーやアウトドアファッション、コスメ、観葉植物、電動バイクなどカテゴリーの枠を超えて、幅広く編集する。リユースやレンタルなど循環型サービス機能を付加して「売買差益」(小売り)以外の収益の獲得にも挑戦する。イベント出店者の商品・サービスを、その後も販売する取り組みを新たに始める。
(吉田勧)
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「『自然との共生』はこれからの大事な価値観。全てのカテゴリーに通ずるテーマになりうる」(石田良太阪急うめだ本店グリーンエイジ営業統括部ゼネラルマネージャー)。このキーワードを具現化した新売り場の面積は約2300平方メートル。世界初というステラ・マッカートニー監修の「ステラズ・ワールド・バイ・ステラ・マッカートニー」は、カフェとサステイナブル(持続可能な)素材のオリジナル商品などを販売する。修理専門で余剰レザーを使用したバッグなどを販売する「ロエベ・リクラフト」も世界初。このほかのブランドも、廃材や間伐材、再生紙を使った什器にするなど、コンセプトに共感して出店している。
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