阪急うめだ本店が4月、4階婦人服売り場に新設した「イットコンテンポラリー」(イット)が好調だ。4~9月の売上高は予算比20%増、NBブランドが並んでいた前売り場の19年実績比で30%増。常設店を持たないDtoC(メーカー直販)ブランドを週替わりで見せる場として認知度が向上し、各ブランドのファン以外の購入も増えてきた。既存の百貨店顧客の購入が多いのも特徴だ。
(吉田勧)
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4~9月(26週間)は、2ブランドを一つのコンテンツとして実施したものなどを含め、1週間単位の期間限定店を65コンテンツ(以下ブランド)実施した。内訳は衣料品が70%、バッグ・靴・アクセサリーなど服飾雑貨20%、サプリメントや美容・健康関連のライフスタイル分類が10%。