阪急うめだ本店は今春、4階コンテンポラリー婦人服を改装する。中間層市場の活性化を狙い、ECで販売しているDtoC(メーカー直販)ブランドを主軸にした新ゾーンを売り場面積330平方メートル規模で構築する。DtoCブランドの期間限定店を多数設けてきた実績を踏まえ、1年を通して販売するゾーン設置を決めた。現段階で70~80ブランドの候補をリスト化、4月にオープンする。
(吉田勧)
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20年からコトコトステージ41などで「マチャット」「アヤコ」「ヨン」など〝スモールマス〟に支持されているDtoCブランドの期間限定店に力を入れてきた。20年1月~21年9月のうち休業期間などを除いた実質9カ月間で約70ブランド・100回の期間限定店を開設した。1週間で8000万~9000万円を売り上げたブランドもあり、同期間の期間限定店の売上高は50億円規模という。この実績から新ゾーン(名称は未定)を新設することにした。