ハンズ、初の雑貨特化型店舗がオープン 今後は大阪や愛知にも

2024/07/29 07:58 更新


ファミリーでにぎわうイオンモール浦和美園店

 ハンズは、ニーズや立地に合わせた多様な店舗開発を進めている。7月中旬には生活雑貨に特化した初の店舗として「ハンズイオンモール浦和美園店」をオープン。季節商材の提案に力を入れ、日傘やクールグッズなどの暑さ対策商品、ギフトを前面に打ち出している。オープン後は想定通りファミリー層でにぎわった。

 新店舗はハンズではFC店、海外店を含めて64店目で、ハンズ業態で最小規模の店舗面積約1200平方メートル。同社で「ツール&マテリアル」と呼んでいるDIY用品はほとんど置かず、「ヘルス&ビューティー」「ステーショナリー」のカテゴリーを重点とした生活密着型の雑貨に絞り込んだ品揃えの初の店舗だ。ファミリー層の多い立地に対応して、子供を含む日常需要に合わせ、2万6000アイテムを揃えた。オープンは7月18日で、夏休みに入った時期でもあり、子供の来店が予想以上だった。店頭にない商品も自社顧客アプリ「ハンズクラブアプリ」上で約7万アイテムから選んで取り寄せられる「ハンズキーパー」も利用できる。

 今後は同型店舗を9月上旬に枚方モール(大阪府枚方市)に、秋にはイオンモール大高(愛知県大高市)にもオープンする。

 一方、DIYを強みとする大型ハンズも継続して展開するほか、小型店舗「ハンズビー」も昨年以降出店を進めている。



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