H&M、今期無配に コロナウィルス感染拡大を受け

2020/03/24 11:55 更新


 H&Mは、現地時間の23日、20年度の配当を無配とすることを発表した。新型コロナウィルスの感染が世界で広がっていることに伴う措置。同社は現在、全店舗の約7割に相当する3441店が休業状態にあり、営業を続けている店舗でもコロナウィルスの影響で販売が伸び悩んでおり、3月の売上高はマイナスとなっている。

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 すでに仕入れや投資、賃料、従業員の雇用などあらゆる面でコスト削減を進めているというが、世界的な需要の落ち込みが通期業績に与える影響が大きいと判断したようだ。取締役会で、期初に計画していた一株当たり、9.75クローナ、総額16億クローナ配当を取り消すことを決め、20年度は無配とすることを株主に申し入れるという。

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