アシックスジャパンは今月、スウェーデンのアウトドアブランド「ホグロフス」で、日本専用のブランドサイトを立ち上げた。国内でのイメージ再構築の一環で、今後は新商品情報やジャパンがサポートするアスリートの活動などをタイムリーに載せる。
日本専用のブランドサイトは５日に開設した。グランドオープンは８月１日で、１０月１日にはＥＣも始める。これまでもブランドサイトはあったが本国主導で、日本国内の注力商品やイベント、キャンペーン情報などが伝えられないでいた。今後はこうした内容に加えて、ブランドが支援する山岳ガイドやスノーボーダーら約１０人のアスリートの活動もタイムリーに掲載する。
商品戦略では１７年春夏に、ブランド初心者を対象にしたバックパックをフォーカスアイテムに据える。トレッキングだけでなくタウン用にも使える新モデル〝バイド〟を開発。価格も１万２０００円と手頃に抑えた。２サイズ・４色展開。
同社は１月、日本におけるホグロフス事業の強化、効率化のためホグロフスジャパンを統合し、改革の途上にある。１６年秋冬から新コンセプト〝ビート・ジ・エレメンツ〟を打ち出し、登山やスキーなどに適したテクニカル商品に加え、日常使いが可能なシリーズを拡充した。
