国内有数の繊維産地である福井県の企業や大学が中心となって、循環型の商品やライフスタイルを提案するプロジェクト「ぐるぐるふくい」。11月16、17日に福井駅近くの新栄商店街で不用になった衣服や素材、資源を生まれ変わらせる過程を体験できるイベントを初開催した。
(小堀真嗣)
ぐるぐるふくいのメンバーは福井県、福井大学、ジャパンポリマーク、T.Kガーメントサプライ、松川レピヤン、ラコーム、アーバンリサーチなど13団体・企業。イベントには同メンバーを中心に出展し、廃棄衣料を再利用するデモンストレーションやワークショップ、物販のブースやファッションのサーキュラーエコノミー(循環型経済)をテーマにした複数のトークショーを催したほか、未利用食材を使った飲食物も提供した。同商店街の空きテナントも活用してエリア全体でにぎわいを生む工夫を凝らした。