グッチは11月16日(日本時間17日)、全7話の短編映画を通して最新コレクションの発表を始めた。映画は22日までの1週間に1日1話ずつ、グッチが開催するファッションと映画のデジタルフェスティバル「グッチフェスト」で公開される。
最新コレクションは、「OUVERTURE of Something that Never Ended」(終わらなかったものの序曲)と題して作られた。短編映画は、映画監督のガス・ヴァン・サントとアレッサンドロ・ミケーレによる共同監督作で、女優でアーティストでもあるシルビア・カルデローニを主役に迎えてローマで撮影された。
ミケーレは5月、コレクションを慣例化されたシーズンという概念から解放すると表明し、新作にシーズン名はない。既存のルールに縛られず、一歩進んで新しいコミュニケーションプラットフォームを育んで発信するとしている。
グッチフェストでは、ミケーレが選んだ15の新進ブランドの作品をフィーチャーした15本のショートフィルムも上映している。それぞれの最新コレクションも発表する。ここで発表する全作品は、22日まで特設ウェブサイトGucciFest.comや公式チャンネルなどで公開でする。