《東日本大震災9年》東北の縫製業、婦人服専門店 復興へ若い人材育てる

2020/03/11 06:30 更新会員限定


 東日本大震災から9年が経った。しかし、東北の復興に向けた歩みは終わらない。着実な復興は、地場産業の活性化を担う若い人材の確保と育成にかかっている。

(北川民夫)

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■ママを戦力に

 「震災から丸9年。被災した当初から現在まで、ずっと〝人集め〟に苦心している」。そう語るのは、サカイオーベックスの縫製子会社、イタバシニットの今泉茂喜気仙沼工場長だ。同工場は上質素材を活用し、特殊加工を施した婦人服を中心に生産する。

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