グローバル大手小売りの直近四半期決算は、インディテックスとファーストリテイリングが主要市場の販売が好調で前年同期比2ケタの増収増益となった。一方、H&Mは1ケタ増収、利益は大きく落ち込んだ前年同期に比べ大幅増だったが、コロナ禍前の水準には届かなかった。
(柏木均之)
【関連記事】グローバル大手小売り3社の直近四半期業績 好調続くインディテックス
主力業態がけん引
インディテックスの5~7月は14%増収。売上高の6割以上を占める欧州市場が2ケタ増で、「ザラ」をはじめ全ストア業態が好調だった。増収に伴い、粗利益率も上昇し、販売・管理費率も前年同期より抑えられたため、利益も各段階で2ケタ増となった。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!