グローバル大手小売りの直近四半期決算 インディテックスは適時供給で高収益

2023/04/26 06:30 更新有料会員限定


 グローバル大手小売りの直近四半期業績は3社とも増収増益だった。インディテックスは適時供給の仕組みが実り、行動制限の緩和で実店舗への客足が戻ったタイミングを捉え、売上高、利益を伸ばした。日本と中国以外の市場でも販売が好調だったファーストリテイリングは売上高、利益が2割強伸びた。一方、H&Mは商品調達コストの上昇などで粗利益率が低下し、営業利益の回復が遅れている。

(柏木均之)

【関連記事】グローバル大手小売りの直近四半期決算 インディテックスのみ増収増益

実店舗に客戻る

 インディテックス(22年11月~23年1月)は、前年同期比13.3%増収。本国のスペイン、その他欧州、北南米、アジアなどその他地域の全市場で売上高が伸びた。原燃料高などコスト上昇要因はあったが、粗利益率も前年同期より0.3ポイント上昇し、3社中、唯一50%台を維持した。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事