メンズカジュアルメーカーのジーステージ・ジャパン(東京)は、主力の「ジーステージ」の24~25年秋冬物で、前年も影響のあった温暖な気候を踏まえ、パンツや機能素材を使ったニットなど、長く着られるアイテムを強化する。同社を含むグループ全体の売上高(23年3月~24年2月)は過去最高を記録。今後も個性と価格競争力を生かした提案を継続しつつ、機能素材開発にも注力していく。
(小畔能貴)
温暖な気候への対応としてまず、ベーシックなパンツの強化を図った。プリントジャージー、ストレッチチノ、ストレッチコーデュロイなど様々な素材を使い、センタープリーツ入りなどのきれいめなパンツを販売する。専用のオリジナルフックを用意し、パンツの集積コーナーとして、卸先にも提案する。価格帯については、引き続き自社でリスクを張った物作りを生かし、手の届きやすい価格を重視する。税抜き価格は5900~7900円。
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