フルラ モヘヤ、アンゴラなどの獣毛繊維を使用せず

2019/07/18 06:28 更新


 フルラは、20年クルーズコレクションから、モヘヤとアンゴラなどの獣毛繊維を使用しないと発表した。毛皮に反対する国際連盟FFAが推進する「ファーフリーリテーラー」プログラムを忠実に守り、さらに多くの動物保護を推進することが目的。

 同社はこれまでも動物繊維の使用を制限してきた。今後は、持続的に流通ルートなどを徹底的に見直し、20年クルーズコレクションからモヘヤとアンゴラの代替として、「動物に対する安全性」が証明された羊毛のみの使用に切り替えていく。

 アルベルト・カメルレンゴCEO(最高経営責任者)は、「地球の問題をより深刻にとらえ、エシカル志向を高める顧客と同じ観点で真摯(しんし)に向き合い、商品の倫理的な製造を目指す」という。



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