健闘する生活衣料事業
――生活衣料事業の状況は。
原燃料が想定よりも大幅に高騰し、いずれの事業にとっても非常にネガティブな状況です。そのような状況の中でも繊維関連の生活衣料事業はよく頑張っている、というのが率直な感想です。売り上げは約70億円で、営業利益率は10%以上。今期もその水準をクリアできそうです。中野光雄相談役(前会長兼社長)が06年から構造改革を進め、もうからない事業は撤退してきました。規模は小さくなりましたが、売り上げ規模よりも利益を重視するという意識が各部門に浸透してきました。
――主力の製品事業は。
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