ららぽーと豊洲店
フランフランは誕生30周年を迎え、新たに「心の高鳴り」を起点とした商品開発戦略を進めていく。「可愛い」を追求してきた基調は継続し、半歩先を見据えた商品の企画に力を入れる。また実店舗を引き続き重視し、出店を進めていく。
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フランフランは21年に日本成長投資アライアンスを事業パートナーに迎え、経営陣を新メンバーに刷新した。これを機にECや情報発信などDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進してきた。また、新経営陣の元でブランドの方向性を見定めるため、顧客へのインタビューやかなりの規模のアンケートなどを実施しブランドに対する調査を積み重ねてきた。これらの調査から、多くの顧客が実店舗で商品を手に取って体感して購入したいと思っていることがわかった。商品だけでなく、店舗で「ブランドの世界」を感じることも重視している。
幅広いテイスト
また、フランフランに対するイメージを明確に持っている人が多いことも明らかになった。ただ、女性の「可愛い」というフランフランの濃いイメージを強く抱いている傾向で、フランフランらしさを強く表現したテイストに来客の目が向きすぎていることもわかった。可愛いイメージを発信しつつも、男性にも受け入れられる幅広いテイストの商品も揃えていることがあまり知られていない、気づかれないということも明らかになった。フランフランの強いイメージは大切にしながらも、幅広いテイストの商品をどう発信していくか、全社で意思統一を進めている。
