フランス ファッション小売業の営業再開

2020/05/13 06:25 更新


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「再会できてハッピー」の貼り紙があるマレの靴店

 【パリ=松井孝予通信員】フランス全土で段階的な都市封鎖緩和が始まった5月11日、生活必需品以外の店舗が8週間ぶりに再開した。パリのファッション商業地域では、「ウェルカム・バック」「ハッピーな再会」をキーワードに、仏政府の公衆衛生プロトコル(規定)を厳守しながら、静かなお祝いムードに包まれた。

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 当日から時間制限や許可証なしに外出できるとあり、初日の買い物客は全体的にまずまずの出足。再開記念とうたい50~70%引きで在庫処分をする店が多く、ある販売員は「とにかく、ポジティブでいることが大事」と話した。業界は緩和直後の消費に大きな期待はかけず、「穏やかな回復」を予想している。

 シャンゼリゼ大通りでは観光客不在にもかかわらず、「ルイ・ヴィトン」をはじめラグジュアリーブランドの店舗に開店前から行列ができた。「価値のある物を贈りたい」と、ギフト購入を目的とした人たちが多かった。

 パリ中心地レアールで最もにぎわったのはスポーツシューズ店。人気の「ザラ」で買い物するにはマスクを付け、入り口で警備員が用意するジェルで手を消毒。同店では客の出入りごとに、清掃員がドアを除菌している。マレでは若いカップルやファミリーがショッピングを楽しんでいた。小ブティックが多いこの地域では、3、4人の入店制限が敷かれている。買い物時間節約のためにウィンドーディスプレーを写真に撮り、予習してから来店する客もいる。

入り口と出口が分けられているザラ

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