「スイープ」 個店と協業で主力のシャツに合うチノパン

2018/11/05 11:00 更新


 フラット(東京)のカジュアルブランド「スイープ」は東京・恵比寿の個店「Pt・アルフレッド」と協業し、19年春夏からダブルネームでチノパンツを販売する。オン・オフシーンとも着用できる汎用性の高さとゴルフのプレーも可能な優れたストレッチ性が特徴となる。

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 フラットの大月勉代表は「スイープの主力アイテムであるシャツに合うパンツを作りたかった。そのためには専業と組みたかった」と強調する。Pt・アルフレッドはメンズセレクトショップだが、オリジナル企画のチノパンの売り上げ構成比が高い。本江浩二代表は元々パンツメーカーでの経験もあり、オリジナルのパンツを作り続けている。

 今回、30周年の新たな取り組みとして、店頭での要望が高かったストレッチタイプを協業モデルで販売する。シルエットは実績のある定番モデルを採用し、若い世代だけでなく大人の男性もはきやすい細過ぎないシルエットにした。ベージュとネイビー、1万8000円。協業モデルはスイープの卸し先だけで販売する。19年秋冬以降はバリエーションを増やす予定。

協業したパンツ(大月代表㊧と本江代表)

 主力のシャツでは、オックスフォードのクレイジーパターンなど90年代トラッドスタイルを提案する。そのほか、フレンチリネンの長袖ボタンダウン、オンブレチェックの半袖シャツも強化する。ネイティブ柄でスキッパータイプのプルオーバー八分袖シャツも出す。春先にシャツの上から羽織るレザーブルゾンも提案する。ソフトなラムを使ったシンプルなMA-1タイプでベトナム製。5万8000円。

主力のシャツではクレイジーパターンを提案


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