衣食住のセレクト店「フィンナ」が神宮前にオープン

2020/03/12 11:00 更新


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ブランドや商品の雰囲気が伝わる間の取り方も大事な要素

 衣食住のセレクトショップ「フィンナ」が、東京・神宮前にオープンした。運営するのは、スタートアップ企業への投資などを手掛けるアサノキャピタル。CEO(最高経営責任者)の浅野千尋さんは「出資事業とは逆だが、自分たちでブランドを作り上げていくことに取り組みたい」と話す。

 目指すのは「近隣に住む人、働いている人など、地域とのコミュニケーションを軸にした店」だ。店舗面積は約88平方メートル。入り口側には、カウンター越しにコーヒーを販売する「フィンナコーヒースタンド」を併設する。

 生活雑貨や作家物の器を交えつつ、「08サーカス」「フミエタナカ」などのファッションブランドを揃えて、「多くの人が何かしら接点を感じてもらえる」普段使いのアイテムを編集する。一部の商品はECでも販売するが、「ブランドや商品が放つ空気を体感してもらう空間にしていきたい」という。

植物や手仕事の器など、日々の暮らしを彩るものを揃えている

 ディレクションと仕入れは、有力ショップでのバイヤー経験を持つ佐々木一哉さんが担当する。コーヒースタンドは目黒を拠点にするスイッチコーヒー・トーキョーに監修を依頼した。「良いものを提供していくには、伝える人材がいないと。経験のある人の力を生かしながら、誠意を持って向き合っていきたい」

 仕入れるアパレルブランドは、生地や縫製などの物作りにこだわりつつ特徴を出せているかを見る。佐々木さん自身、企画や生産に携わった経験があり、「作り手の熱量を感じられるかどうかが大事」と話す。フィンナのオリジナルも作っていく考えで、今ははイタリア製の生地と国産のドビーを使ったシャツなどを販売している。

 物販に限らず、ワークショップなど体験の場作りにも積極的に取り組む。2月下旬にはステンシルアートの作品を展示。週末にはアーティストが店頭に立ち、客が持ち込む洋服や雑貨などをカスタマイズするイベントを開いた。今後も作家や専門性のある人材と、暮らしの豊かさを共有する機会を作っていく考えだ。

さりげない普段使いの一つひとつにこだわりがある

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