期中企画ヒット、リアルな気分反映

2015/06/01 06:00 更新


 レディスブランド「ダブルスタンダード・クロージング」を運営するフイルムは、期中企画商品を増やし、顧客のニーズに合った企画と店頭投入のタイミングで売り上げ構成比を高めている。特に1月以降の春物で顕著になり、全体の2割を占めるまでになった。

 以前の期中企画は売れ筋を営業主導で追いかけて生産していたが、今はデザイナーでもある滝野雅久社長が新たに企画を出している。時期を引きつけて考えることで、展示会のときにはなかったリアルな気分や気候に合い、新鮮さもある商品を販売することができる。期中企画の1月の売り上げ構成比は32%でその売り上げは前年同月比117%増。2月の構成比は22%、3月23%、4月20%で、いずれも3倍以上に増えた。

(続きは繊研新聞で=お申込はこちら



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事