神戸市消防局 フェリシモと防災で連携

2016/05/24 08:27 更新


 神戸市消防局はフェリシモと防火・防災情報の発信に関する連携協定を結び、協業商品を発売することにした。アイテムはペットボトルホルダー。防火・防災情報を商品に付けることで広く消防局からの情報を届けることを狙いとする。

 行政と民間業者が連携して住民サービスなどを向上させる公民連携(PPP)の仕組みを活用した。阪神・淡路大震災を経験した同消防局と、神戸市に本社を置くフェリシモが「人と人とが手を取り合って助け合う、災害に負けない街を作りたい」という共通の思いにより実現したという。

 商品1個あたり100円分はフェリシモ内の基金「神戸市消防局とつながる応援基金」に積み立てられる。基金は消防局に寄付され、装備の購入などにあてられる。

 商品はフェリシモのブランド「ミュニデ」との協業で、消防服を模したペットボトルホルダー。「活動服バージョン」「防火服バージョン」があり、いずれも消費税、基金分込みで3880円。19日からフェリシモが通販での予約を受けており、8月初旬以降に届ける。ジュンク堂三宮店など神戸市内の一部店舗での販売も計画している。

続きは繊研新聞で



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