東京都は、クリエイティブな才能がある都内の若手デザイナーに対し、セミナーやワークショップなどの意識啓発プログラムの提供と、販路開拓支援の参加者の募集を開始する。ファッション業界をリードし、国内外で活躍できるデザイナーの育成を目指す。
今回の事業は、意識啓発プログラムと、販路開拓支援の2本柱で構成。意識啓発プログラムは、市場のニーズや商談のノウハウなどビジネスを行う上で重要なテーマについて、全8回のセミナーやワークショップを実施。販路開拓では、都内で期間限定店の出店を支援する。
意識啓発プログラムの参加者から希望者を募り、販路開拓支援対象に選定された事業者のうち最大5組に、国内外でのビジネス実施に向けた奨励金を交付する。そのほか参加者向けに、今回の事業統括プロデューサーと、国際イメージコンサルタントによる相談会も準備している。
セミナーの第1回は都庁で5月25日、「最短で売り上げを作る」をテーマに開催。2、3週間おきに毎回水曜日午後4~7時(ワークショップは終日)、9月7日まで行う予定だ。講師はデザイナーの江角泰俊、三越伊勢丹の神谷将太伊勢丹新宿店リ・スタイルバイヤーなど。
詳細は、同事業のホームページに掲載している。