《FB用語解説》馬布 鞍の下に敷かれていた高密度綿織物

2021/02/03 06:22 更新


 密度の高い綿織物のことで、〝ばふ〟と読む。かつて乗馬の際に、鞍(くら)が滑り落ちにくくするために、鞍と馬の背の間に敷いていたことが馬布の由来とされている。平織りの軽くて薄手の生地だが、ハリがあって丈夫という特徴を持っている。また、防風性や保温性にも優れている。このため、様々なアパレルブランドが馬布を活用してシャツやコートをはじめとした提案をしている。春先のスプリングコートなどで定番品を打ち出すブランドもある。



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