《FB用語解説》D/Eレシオ 有利子負債から見る経営の健全性

2019/11/27 06:22 更新


 デット・エクイティー・レシオは、財務の健全性、安全性を見る指標の一つで「負債資本倍率」とも呼ばれる。資金源泉のうち、負債が株主資本の何倍に当たるかを示す数値(倍率)をいう。有利子負債などがどれだけ返済義務のない株主資本でカバーされているかを示し、通常1倍を下回ると財務が安定している。負債(デット)と資本(エクイティー)の倍率によって適度な借入かを判断する指標となる。数値を低下させるには、負債の削減か、利益拡大による内部留保の積み増しが必要となる。算出式は広義には負債÷株主資本で計算する。



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