《FB用語解説》粒金 金の粒をロウ付けする技法

2019/10/18 06:23 更新


 りゅうきん。金、銀といった貴金属の小さな粒を基盤となる地金にロウ付けする緻密(ちみつ)な技法。グラニュレーションとも呼ばれ、粒を並べることで量感を出したり、モチーフを描くために用いられる。古代エトルリア人が発展させた技法とされ、アンティークジュエリーに多く見られる。ジュエリーを金属粒で装飾する技法としてはほかに、地金をたがねで打って小さな粒を作り、リングなどを縁取るミルグレイン(ミル打ち)があり、ミルグレインは現代でも一般的に使用されている。



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