ファッション須賀が昨年創業50年を迎え、10月に初めて社長交代した。「ハッカグループ」をけん引した創業者の須賀次雄氏は会長となり、田中宏幸氏が社長に就いた。子供服、レディス、生活雑貨を事業の柱として承継し、新たな事業開拓にも力を入れる。田中社長は「物作りにこだわる企業風土は大切に、変わらないために変わる」と語った。
(山村麻衣子)
子供服「ハッカキッズ」(76年設立)、レディスの「スーパーハッカ」(87年)と「ケイハヤマプリュス」(98年)、生活雑貨「マディ」(94年)など、25年以上続いているブランドを多く抱える。「衣食住は全てファッション」(田中社長)という考えで、各ブランドが魅力を高めることに注力する。