《ファッションリユースの現在地⑮》特徴ある店作り 専門性を強みに市場深耕

2024/07/01 07:59 更新有料会員限定


 「これからは特徴のある店作りが生き残りの条件」。船井総研時代から四半世紀にわたってリユース市場のコンサルティングに携わるA-DOS(大阪市)の福本晃社長は話す。例えば釣具や工具など、より特化した品揃えが求められている。

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細く深く特化

 衣料品分野でも、そんな店が支持を集める。大阪・堺市にある「グランド・ルー」は、「ヨウジヤマモト」の古着の品揃えで日本一を誇る。良品や傑作を求め、国内外から客足が途絶えない。「インバウンドも戻っている。つい最近も上海から訪れた人が高額品を買った」と溝上雅之代表は話す。

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