「エトレトウキョウ」が実店舗 店だけの雑貨を揃え

2017/09/08 04:28 更新


 動画メディア事業を展開する3ミニッツ(東京)は7日、30代レディス向けECブランド「エトレトウキョウ」の初直営店をルミネ新宿・ルミネ2にオープンした。「顧客体験の場」として、ブランドディレクターJUNNAさんが買い付けた古着やライフスタイル雑貨を初めて品揃えし、大人女性の五感を刺激するセレクトショップを目指す。

 ブランド立ち上げから6カ月。ここまでECだけで販売し、SNS(交流サイト)でファンを広げ、売り上げは順調。顧客からの声や要望を受け、1号店を開設した。

 売り場面積は約43平方メートル。品揃えはオリジナルウェアで60%、インポート雑貨やビンテージ古着で30%。特に雑貨は、目新しい海外コスメから、インテリア、ドライフラワーなど、〝店でしか出会えない〟ものを揃えた。

 内装イメージは「JUNNAの部屋」。洋服は、毎日着られるもので、生活を彩り、少し背伸びしても買いたいものが軸。SNS映えするフィッティングルームも設置した。

 親しい人に薦められる温度感を大切にするため、スタッフ接客を重視。商品に携わる人の思いも込めていく。秋冬物はカットソー5000~8000円、コート2万7000~4万6000円。

 今後、直営店は大阪、名古屋などの主要都市の商業施設に出していく考え。標準の売り場面積は約83平方メートルとする。

 同社は初のオリジナルブランドの10~20代レディス向け「エイミーイストワール」でSNSマーケティングを実践して成功し、17年春にルミネエストに直営店を出した。エトレトウキョウも影響力のあるディレクターを据え、年齢ターゲットを変えて展開している。現在ECでの月間売り上げ平均1000万円と、立ち上がり同様に順調に推移している。

 15日にはエイミーイストワールは名古屋パルコに2号店を開設する。

店舗でしか味わえない品揃え・空間・接客を重視する「エトレトウキョウ」1号店 



この記事に関連する記事