アクセサリー、パーツ企画・製造・販売のエンドレス(東京、蕭易風社長)の低単価アクセサリー業態「ルナアース」が好調だ。45店まで拡大した同業態の伸びにより、23年6月期の売上高は約61億円(前年比17%増)となった。今期は売上高73億円を目指し、26年に100億円規模を目標としている。
エンドレスは、01年に1号店を出したアクセサリーパーツショップ「パーツクラブ」の出店拡大とともに成長し、16年には全国112店まで広げた。台湾出身の蕭社長が築いた中国本土での製造ネットワークを背景に、安さと品揃えの豊富さを強みとしてきた。しかし、アクセサリーパーツ市場全体の低迷を受け、この間スクラップ・アンド・ビルドを行い、69店まで圧縮し収益を改善してきた。