《二つの潮流・DXとサステイナブル》ファッション領域で伸長するデジタル新サービス

2022/04/14 06:26 更新会員限定


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世界最大のBtoBのプラットフォーム「ジョア」は決済機能を拡充

 ファッション業界では、DX(デジタルトランスフォーメーション)とサステイナブル(持続可能な)の二つの潮流がビジネスの在り方を変えようとしている。市場の大きな変革期に向けて、各社は多種多様な施策を打ち出している。

新市場の開拓を支援

 伊藤忠商事が資本業務提携を結ぶ米ジョア社のSaaS「JOOR」(ジョア)が急成長している。伊藤忠商事は「更なる事業シナジーを考慮して」ジョアの営業活動含め日本市場での運営を、4月1日から伊藤忠ファッションシステム(IFS)へ移管した。

 ジョアはファッションやビューティーなどのブランドと小売りをオンラインでマッチングする世界最大のBtoB(企業間取引)のプラットフォーム。世界市場では1万3500社以上のブランドと36万5000社以上の小売り業者に利用されている。日本市場では250ブランド以上が導入するなどして「市場がこの1年で大きく広がっている」状況だ。ジョアは海外リテーラーに対する与信管理システムを、決済プラットフォームのストライプとの提携で導入している。海外の小売り業者から発注オーダーが入り、ブランド側から「デポジットとして5割を支払って欲しい」とするケースでは、リテーラーからひもづいたクレジットカードで決済することがジョア上で完結できる。この他、ジョアの決済機能については、リベリスをパートナーに新たなサービスであるジョアキャピタルを導入。「3月から英国のブランドや小売りへ導入し、順次米国のブランドや小売りへも展開していく」予定。世界市場に向けた卸販売の利便性を高めて、利用者のさらなる拡大を図る。

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