百貨店夏のセール結果、前年確保

2016/07/26 06:23 更新


買い控え客を取り込む

 主要百貨店のクリアランスセールの結果が出揃った。開始時期を問わず、短期集中型となったのは例年同様だが、今年は出足が前年より順調に動いたところが多かった。

 今夏のセールは、三越伊勢丹を除く百貨店が7月1日にスタート、昨年7月8日だった阪急阪神百貨店や高島屋は1週間前倒しした。三越伊勢丹は例年通り中旬の13日に開始した。

 1日開始の前半組は総じて初速が良かった。セール開始3日間の前年比較では西武池袋本店が50%増、阪急うめだ本店が15%増、松屋銀座本店が85%増、東武百貨店池袋店が15%増と2ケタ伸長が相次いだ。

  苦戦しているNBを中心に「価格にシビアで買い控えていた中間層が一気に動いた」といい、売れ筋は「プロパー期と同様のアイテムを吟味して購入している」(東武池袋、高島屋大阪店など)。猛暑日が続いたことも後押しした。

続きは繊研新聞で



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