「ダブレット」流サステイナブル㊤ 〝もったいない〟を産地とともに

2021/05/07 06:28 更新有料会員限定


 21~22年秋冬デザイナーコレクションで、サステイナブル(持続可能)な物作りを見せたデザイナーが増えた。それほどサステイナブルを強調してこなかったブランドも、コロナ禍を経て自然との共生を意識してか、環境に配慮したクリエイションに踏み込んでいる。背景には、テキスタイル産地の変化がある。

(小笠原拓郎編集委員)

 雨の降る寒い1月の夜、「ダブレット」は屋外のリサイクル工場を舞台に、秋冬コレクションを見せた。重機がスチール家具を次々と粉砕する中、後ろ向きにモデルを歩かせる演出。ショーの直後、映像を逆回転で再生して配信した。すると、フィジカル(リアル)とデジタルで時間軸が逆になり、モデルたちは前向きに歩き、鉄くずへと解体される家具たちが逆回転映像では鉄くずからよみがえる。

■思い出

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