DtoC(消費者直販)ブランドを複数手掛けるドットワン(東京、藤井亮輔CEO=最高経営責任者)は、「新たな形のセレクトショップを作りたい」との思いから、セレクトショップ業態「365」(サンロクゴ)を立ち上げた。10月23日にはルクア大阪2階に1号店をオープンし、27年3月には東京で2号店を計画している。
同セレクトショップは「多様な感性を結び、新たな美意識を創造する場所」と位置付け、国内外のブランドを提案していく。新興ブランドを中心に集積しているのも特徴。内装は「ジャポニズム」をコンセプトに、和洋折衷の落ち着きある空間に仕上げた。一つのブランドに焦点を当てて提案できるように、ポップアップスペースも設けた。
アパレルを中心に、アクセサリーや雑貨も揃える。26年秋冬の扱いブランドは、台湾の「スタジオ・ドー」や韓国の「ブロッサム」、フランスの「マドエレン」といった海外ブランドに加え、国内からは「アドリンヒュー」「ヴェニカ」「コムシスタジオ」「シンクファー」など。特にスタジオ・ドーは、関西圏で扱う店が少ないこともあり、協業品まで幅広く提案する。
「365日着たくなる服」として企画したオリジナルブランドも販売している。セレクトブランドと合わせて着こなしを楽しめるように、素材選びからこだわったアイテムを打ち出す。「ミニマルというより、どこか記憶に残るディテールが入った〝モニュメンタル〟なデザイン」を意識して作っているという。尾州のスーパー160ウールを使ったコートや、ネックラインに曲線を取り入れたシルク混のリブニットトップなど20型を販売している。中心価格は1万~6万円。

ポップアップスペースでは、陶器やギフト用の酒の出店も予定している。ファッションに限らず、工芸やアートなども取り入れていく考え。
