ドン・キホーテは靴下で6足組の機能商品を刷新した。消費者の不満を解決、来店動機となる商品力を高める開発を続けている。
(田村光龍)
メンズの6足組「ドクターズソックス」は消臭を打ち出し、18年に発売。価格と機能でリピーターを捉えて22年には70万足を売る主力の一つに育った。今回の刷新は、はき心地に対する不満に応えるもので、スパンデックス「ライクラ」を入れることにした。すでに一定の規模になっているところからの拡販を想定して税抜き998円の価格は維持した。客層の拡大を見込んで黒、グレー以外の色や柄物を入れた。8月下旬から順次店頭に投入、前年同期比で10%を超える売り上げ動向で好スタートを切った。