DKラボ ODMで新機軸 プリント製品を一貫で生産

2018/06/27 06:28 更新


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 メンズ、レディスのウェアブランド「DKメイド」を企画・販売するDKラボ(東京、加藤大輔代表)が、新しいタイプのODM(相手先ブランドによる設計・生産)を始めた。フランス企画のプリント意匠をもとに、中国で織物作りから転写、最終製品まで一貫する仕組みだ。プリント選びから製織を経て最短45日の短納期と、シャツで1柄80枚からという小ロットが売りだ。

(永松浩介)

 DKメイドは物作りのできる商社のような役割となり、発注元はワンストップで注文できる。昨年からベイクルーズと取り組んでおり、今後はレディス分野を開拓する。

 これまでウェアの生産を委託していた上海の縫製工場に、フランスのグラフィックチームを紹介してもらったのがきっかけ。アーカイブも含めると「ストックは無限大」(加藤代表)という。「アフリカンバティックや建築系などイメージを伝えると、いくらでもサンプルが出てくる」。

 ビンテージのバンダナの柄を手描きしてプリントしたり、焼き物など立体物の質感をリアルに表現したり、かなり精度の高いプリントが作成できるという。新たにデザインを作成する場合は短納期にはできないが、発注量のミニマムは同じだ。テスト刷りにも応じるためリスクも回避できる。

 プリントは、布帛であればアイテムは問わない。シャツだけでなくブルゾンやコートなどアウターもでき、素材も綿だけでなくウールでもリネンでも可能だ。製品化は、DKメイドが活用している工場ネットワークを活用する。パートナーである縫製工場は欧州向けが中心で、日本向けは同社以外ないという。

 価格はテキスタイルの価格によって上下するが、納品実績では、カジュアルシャツで8000円(小売価格)から、ブルゾンで1万6000円からなど。

 昨年の夏物から始め、加藤代表の古巣であるベイクルーズのメンズブランドとの取り組みが先行している。同社のあるブランドへはプリント選びから50日で1300枚納品した。今後は、一部アパレルとの取り組みが始まったレディスを増やしたいという。

プリントファブリックブランド「パリ・オーセンティック」として打ち出す 
布帛であれば、シャツだけでなくアウターでも対応できる。「絶対的に価値のあるものでないと市場で受け入れられない」と話す加藤代表(左)

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