今年1月、インスタイルグループの関係会社として独立したダイエットブッチャーは今春、「ダイエットブッチャー」をリブランディングして新体制でスタートした。20年以上続くブランドの歴史に縁のあるデザイナーが企画に加わり、ロゴもリニューアル。3月下旬には、東京・青葉台にある直営店の屋号を「DB&BAR」に改め、バーエリアを設けてリニューアルした。
22年春夏はベーシックなワードローブを中心に商品構成し、当初の面影を残してリラックスムードを出した。シグネチャーのカーゴパンツ(3万9000円)は、落ち感のあるタイプライターを使ったワイドシルエットで、ポケットの配置などディテールに凝った。テーラードジャケット(6万8000円)は、落ち感のあるウール混の生地をシャツのようにラフに着用できる量感で作り、ラペルにはブランド名を刺繍したタブを付けている。ゆったりめのフーディーやTシャツには、翼を持った生き物など、神話を思わせるグラフィックプリントを施した。
春夏は一部のセレクトショップで催事販売を行い、22年秋冬から卸売りを始める予定。