子供服EC「デビロック」 売上高100億円目指し「第二の創業」 提供価値や生産、評価制度を刷新

2021/10/13 06:29 更新会員限定


ルームウェアなど新しいカテゴリーが伸びている

 子供服EC「デビロック」を運営するグロウ(大阪市)は、売上高100億円企業への成長を目指して、社内改革を実施する。第二の創業と位置づけ、ブランドの提供価値の刷新やSCM(サプライチェーンマネジメント)の根本的な見直し、新たな人事評価制度などに取り組む。

(金谷早紀子)

 設立は08年で、韓国から買い付けた服のEC販売からスタートした。13年からオリジナルを販売し、大手量販店並みの低価格とデザイン性が受けて急成長している。21年8月期の売上高は45億8000万円(前期比11%増)となった。これまでは30~50%増ペースで伸びていたが、コロナ下で子供服企業が一斉にECを強化したことで競争が強まり、伸び率が鈍化。「これまでのプチプラ以上の提供価値を見いだし、選ばれるブランドにアップデートすることが必要」として、改革に取り組む。

この記事は無料会員限定記事です。

今すぐ無料で会員登録

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード会員限定デジタルニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事