データを読み解く・減る日本の人口 

2015/04/27 05:47 更新


《知・トレンド》特に団塊ジュニア以降細る

 総務省が発表した14年10月現在の人口推計によると総人口は1億2708万3000人で前年比21万5000人(0.17%)の減少。減少幅は縮小したものの4年連続で大減少した。日本人人口は1億2543万1000人で、前年に比べ27万3000人(0.22%)減り、減少幅は広がっている。

 戦後生まれは1億203万4000人と、総人口に占める割合が80.3%となり、初めて総人口の8割を超えた。自然増減は8年連続の自然減で、減少幅が拡大した。男性は10年連続、女性は6年連続の自然減だった。

 転出入などによる、いわゆる社会増減を日本人・外国人別にみると、日本人は2万3000人の減少で、4年連続の減少となる一方、外国人は2年連続の増加となり、増加幅も前年に比べて拡大した。

 0~14歳は1623万3000人、前年比15万7000人減、生産年齢人口(15~64歳)も7785万人で、前年比116万人減。一方、65歳以上人口は3300万人で、前年に比べ110万2000人の増加で、初めて年少人口の2倍を超えた。



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