本革にビンテージデニムの生地の表面を模したプリントしたセットアップ
スペイン・バルセロナの「デシグアル」は、25～26年秋冬からプレミアムライン「デシグアル・ストゥディオ」をスタートした。鮮やかな色使いやパッチワーク、ボーホーシックのスタイルを軸としたデシグアルらしさはそのままに、素材やディテールをアップデートした。若い世代や高感度層の獲得を目指す。
ファーストコレクションは、本革にビンテージデニムの生地の表面を模してプリントしたブルゾン、シルク・カシミヤのタイトなセーター、生地全体にカラフルな糸を手縫いしたワイドジーンズなどを企画した。本革を使ったミニバッグやベルトなども揃えた。
既存ラインのドレスやブルゾンの中心価格は2万～3万円だが、デシグアル・ストゥディオは1万～15万円程度。
デシグアルは22年にリブランディングをした。以来、旬のトレンドを取り入れたアイテムを拡充し、国内で20、30代の購買を増やしている。これを受け、デザイン性を高めたプレミアムラインを展開し、高感度層やファッション志向の若年層の取り込みを狙う。
日本では銀座店とECに限定して販売している。
