今年15周年を迎えた「デレク・ラム」の19年春夏コレクションは、このブランドらしいシルエットと型を素材を変えてアップデートして見せた。
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ソフトテーラードのジャケット、ワイドレッグパンツ、ウエストを共布ベルトでマークしたステンカラーのコートなど、全体的にゆったりした服が多い。肩ひじ張らずに着られて、エレガントに見えるラインナップだ。
柄はチェックが多い。特にギンガムチェックが目立ち、オーバーサイズに引き伸ばした大きなギンガムから中サイズ、ミニサイズと揃う。ざっくり織ったコットン・ポリエステル・リネン、しなやかなシルク、やや厚手のしっかりしたニットなど、素材のバリエーションが豊富。色は明るいピンク、マスタードイエロー、ブルーを打ち出した。
（ニューヨーク＝杉本佳子通信員）
