「デレクラム・10クロスビー」の19年リゾートコレクションは、50年代のイタリアを舞台にしたアメリカ映画「リプリー」からインスピレーションを得た。プレッピールックにイタリアのバカンスのイメージを重ね、クラス感のあるバケーション気分を表現した。
カーキとベージュをはぎ合わせたツートンカラーのトレンチコート、ケーブル編みを斜めに入れたセーターなど、プレッピーなアイテムにひとひねり入れて遊ぶ。ブルーデニムのパンツは、脇だけ濃いネイビーブルーを配した。柄はストライプのバリエーションのほか、パステルカラーの地図の柄とフラワープリントがある。
(ニューヨーク=杉本佳子通信員)
