百貨店のEC売り上げがここ1~2年で急拡大している。コロナ下での巣ごもり需要をはじめ、店頭の営業制限に伴うECサイトの拡充が支えた。20年度売上高は前年比6割増となり、三越伊勢丹ホールディングスが315億円、高島屋が297億円に達した。引き続き、21年度は2ケタの増収で、中期経営計画でもECを成長事業の一つの柱と位置付ける。
(松浦治)
コロナ下で、歳暮などギフト需要のほか、衣食住のデイリーアイテムが自家需要として伸びている。各社ともサイトを刷新し、掲載商品の拡大、利便性の向上や情報発信に乗り出している。
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