百貨店ヤング売り場9月 秋物が一気に売れ出す

2018/10/01 06:28 更新


 百貨店のヤング売り場では秋物が一気に売れ始めた。長かった猛暑の反動か、「今年の秋物は好調だ」という声が各店で上がった。フェイクファーやレザージャケットなど秋らしいものが動いている。

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 伊勢丹新宿本店のヤング向け売り場「イセタンガール」ではファーポケットの付いたノースリーブのワンピースなど、秋から冬まで長く着られるものが好評だ。柄はチェック、色は定番のマスタードやブラウン以外に、今年はビビッドな赤が人気。売り場のディスプレーでも前面に打ち出した。

 西武池袋本店の「ヤングキャラクター」売り場でもチェックが目立った。「本格的に売り場を秋物に変えたが、今年は例年よりも反応がいい」という。阪急うめだ本店3階もライダーズジャケットやファー付きパーカが良く売れ、気分はすっかり秋だ。

 「気温の変化に対する、消費者のマインド変化はとても顕著になっている」(伊勢丹新宿本店)。実需志向のなか、組み合わせで長く着られるコーディネート提案を強める店が多い。

ファー付きのものなど、素材も色も秋らしく(阪急うめだ本店「アプワイザーリッシェ」)

詳しくは本日の繊研新聞・電子版で



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