VFコーポ、デルタGに3ブランド売却

2016/07/01 10:40 更新


 【ニューヨーク=杉本佳子通信員】アメリカの大手アパレルメーカーのVFコーポレーション(本社ノースキャロライナ州グリーンズボロ)は、同社傘下の「セブン・フォー・オール・マンカインド」「スプレンディド」「エラ・モス」の3ブランドを、イスラエルの「デルタ・ガリル・インダストリーズ」に1億2千万ドルで売却することで合意したと発表した。取引は第3四半期に完了する見込みだ。

 デルタ・ガリル・インダストリーズは1975年創業。アメリカ、イギリス、ヨーロッパ20カ国の50社以上を相手にメンズ、ウイメンズ、キッズのプライベートブランドの製造販売を行う。取引先にはナイキ、カルバンクライン、ビクトリアズシークレット、コロンビア、ラコステ、ウォルマート、トミーヒルフィガー、プーマなど大手企業が多数含まれている。主力商品は生地、ソックス、下着で、オリジナルブランドも手がける。従業員数は全世界で9千人。R&Dに年間3200万ドル以上を費やしているという。



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