デイトナ・インターナショナルは、全国の行政や企業、アーティストとの取り組みを発信する「フリークスビレッジ」を立ち上げた。ECサイトのほか、実店舗の期間限定店で限定商品や一点物の作品を販売する。
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「フリークスストア」は、販売員のアイデアを元に、地方の企業やアーティストと200件以上の協業イベントを行ってきた。行政と地域の課題解決のための商品を開発して販売したり、音楽や食、アートなどの様々なジャンルでイベントを開催している。
それらの取り組みを特定の地域にとどめず、全国に届けたいという思いから、専用のオンラインストアを開設した。11月18~26日の渋谷店を皮切りに、全国の大型店舗で期間限定店を出店し、情報発信や商品の販売も行う。
統括するブランディング本部には、多いとき月20件の企画が全国の店舗からあがってくる。「現場ならではの着眼点を生かし、社員に楽しみながら実現してもらうことが会社の活気につながる」(清宮雄樹執行役員ブランディング本部部長)と話す。
11月20日からは協業したアーティスト18人がフリークスストアのために作った一点物の作品も販売する。アパレルやオブジェ、食器などをオンラインと期間限定店で見せる。服以外でも実店舗やECに訪れるきっかけになるようなコンテンツとして提供する。
今後は、参加型イベントも検討しており、地域活性化や自社コミュニティーの創出につなげたい考え。