92~18年生活定点調査 慎重な消費姿勢明らかに

2018/10/22 11:00 更新


【知トレンド】《データを読み解く》92~18年生活定点調査 慎重な消費姿勢明らかに

 博報堂生活総合研究所が92年から隔年で実施している「生活定点」調査によると、「多少値段がはっても、ちょっといいものがほしい」人は、18年調査で過去最低となった。90年代後半までは50%を超えていたが、00年に40%台前半に低下、その後も緩やかな減少が続いており、18年は30.6%。消費者の価格意識は年々強まっていることが明らかになった。

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 18年が過去最低だったのは他に、「自分はおしゃれなほうだと思う」が22.7%から12.9%へ、「家の中よりも野外で遊ぶほうが好きだ」は45.5%から25.5%に減った。

 18年に過去最高となったのは、「女性の上司のもとで働くことに抵抗はない」が33.5%から69.8%へ、「クレジットカードを使うことに抵抗はない」は28%から58.7%となった。「人づきあいは面倒くさい」「睡眠時間を増やしたい」も過去最高だった。

■生活者の意識・行動・価値観の時系列調査 対象は首都圏、阪神圏の20~69歳の男女3080人

生活定点調査


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